ブックオフグループHD、法人・自治体向け「廃棄コスト削減」サービス開始
2023年08月09日
ブックオフコーポレーション(神奈川県相模原市)は8月3日、企業や自治体の不用品を、海外で展開するリユース店舗「ジャランジャランジャパン(JJJ)」を通じて再販する「廃棄コスト削減サービス」を開始した。
海外で展開するリユース店「ジャランジャランジャパン」
企業が保有する滞留品や返品などの訳あり品、鉄道や宿泊施設等の忘れ物、自治体が処分するまだ使えるモノを再販することで、廃棄コストの削減につなげる。廃棄物処理法などコンプライアンスを遵守した回収スキームで、回収品には独自の「リユース化証明書」を発行する。
ブックオフ店舗では年間約4億点の商品を買取りし、一定期間に販売できなかった約4万トンの商品については「JJJ」で再販。これにより4万トンの92%をリユース・リサイクルするシステムを構築している。
第566号(2023/08/25発行)5面