中古厨房機器のテンポス、店舗網を5年で2倍の120店に
2023年09月10日
テンポスホールディングス(東京都大田区)が、中古厨房機器を扱う店舗を5年で現状の約2倍の120店に増やす。コロナ禍で外食産業は細り、中小飲食店の出退店が激しい中、店舗網を拡大することで飲食店開業者の支援に注力する。新品よりも割安な中古機器を上手く訴求し、開業後も経営しやすい環境づくりを提案する。
飲食店開業前客の獲得を強化
↑↓テンポスでは5年で現状の約2倍の120店に増やし、飲食店開業者との接点を強化へ。8月21日には同社で3番目の規模となる835坪の新店を埼玉・川越に出した
同社は、「新規開業の飲食店の5年後の生存率を45%から90%にする」をスローガンとし、近年では開業前にある飲食店の顧客獲得に注力。店頭での積極的な声掛けによって開業前の需要を取り込み、中古機器の導入を提案するなどしている。
第567号(2023/09/10発行)1面