普通の酒屋が「リユース酒屋」になり、ガンプラまで置く意外なワケ
2023年10月05日
1933年創業の京屋酒店(千葉県市川市)がユニークな取り組みを広げている。従来の一般的な酒屋から、いわゆるオールドボトルの洋酒が主力のリユース酒店に転換。さらに馬刺しの自動販売機や、ガンプラ、古着が店内に並ぶ。
「古酒2000種以上」買取の知見活かす
店内に並ぶ洋酒とガンプラ
酒類は店頭販売がメイン。2000種類以上の洋酒が約3000本ならぶ。平均単価は5000円ほどだが、希少な戦前の洋酒など、10万円超えのレア商品も置く。ECでの販売も手掛ける。
買取利用も店頭が中心だ。未開栓の商品、特に飲みきれない贈答品の洋酒が集まる。生前・遺品整理などでまとまった量が出ることもあり、宅配・出張買取にも応じる。
第569号(2023/10/10発行)5面