古着店や卸会社が連なる、MICグループのデザートスノー(東京都渋谷区)が好調だ。輸入古着の小売店「デザートスノー」を国内で17店舗運営し、前年比30%増と伸びている。2月10日に渋谷店を開店し、これまでの古着店と異なる、新業態にも乗り出している。創業25年を迎えた同社の鈴木道雄社長に話を聞いた。
輸入古着で創業25年、17店展開
ブランドバッグ扱う
新業態を渋谷に出店
デザートスノー
鈴木 道雄社長
バッグのB・C
グレードに商機
── 2月10日、以前「フランフラン(FRANC FRANC)」が入っていたビルの1階に、渋谷店が開店しました。新店の特徴は。
鈴木 80坪ある店内で、輸入古着だけではなくブランド品もあります。店内に厳選した50万・80万・100万円のデニムやジージャン、シャネルのバッグを置く5坪のスペースと、B・Cグレードのブランドバッグを置く2~3坪のスペースを設けました。強いのはヴィトンですね。オープン3日で、100点くらいバッグが売れました。あの坪効率を考えたら、バッグ売り場を広げたくてしょうがないです(笑)。
── 輸入古着とブランド品、どちらも販売する店舗は珍しいです。
第578号(2024/02/25発行)9面