中古「ロッカー」相場が高騰 21年比で単価約1.5倍に
2024年04月20日
オフィスバスターズ(東京都中央区)が発表した「24年2月度の中古オフィス家具指数」において、中古ロッカー相場が過去3年で最高値を記録し、単価が約3万円となった。主な高騰要因は物価高騰と「2024年問題」にあると見る。
中古ロッカー、約3年で145.2%高騰
2021年3月に1万9960円だった中古オフィスロッカーの相場は、21年夏から2023年にかけて2万円台を推移し、24年に入り高騰。現在、同社のロッカー単価は昨年同月比5273円増の約2万8983円となった。
特に、オフィスのフリーアドレス化による、パーソナルロッカーの需要が根強い。同社は高騰の背景に部材費の高騰を挙げ、今後も物流の「2024年問題」により、単価上昇が続くと見る。
第582号(2024/04/25発行)4面