リサイクル小江戸(埼玉県川越市)の茅原権太店長は、川越エリアで7店舗を運営し、5年で急成長を遂げた「買取小江戸グループ」を牽引するバイヤーだ。社訓である「親身な対応」を念頭に、信頼関係の構築を第一に考えた買取りでファンを獲得。川越エリアはもとより、遠方から足を運ぶお客も多い。
リサイクル小江戸
茅原権太店長
略歴
高校時代はラグビーに打ち込み、全国大会へ出場。卒業後は28歳までプロチームに所属。引退後は「人と向き合える仕事がしたい」と考え、小江戸の買取バイヤーとなる。同僚やお客に教えてもらいながら査定の知識を習得し、2023年に新宿町店の店長となり、24年3月からリサイクル小江戸の店長も兼務している
買取小江戸グループの特徴はリピーターが半数以上を占めていることだ。オープンしたばかりのリサイクル小江戸には、新宿町店の店長も兼ねる茅原店長を訪ねて、連日、リピーターが足を運んでいる。
「東京から2時間かけて、3回も来てくださったご夫婦もいます。ご実家を片付けていたら、ゴールドのアクセサリーが大量に出てきたそうです。どこに売ろうか迷って、ネットの口コミをいろいろ見たけれど、『店長さんなら信頼できるので』とお持ちくださった のです」と茅原店長。
第583号(2024/05/10発行)31面