Guidable、在留外国人の採用を支援
2024年05月25日
近年少子化に伴う労働不足により、採用競争率が激化している。リユース業界においても人手不足の声が相次いでおり、経営課題として挙げられている。この現状を打開する選択肢の1つが外国人の採用だ。在留資格を保有し、日本に滞在する外国人の数は約300万人にものぼるという。Guidable(ガイダブル・東京都新宿区)は、在留外国人の採用支援を行っており、注目を集めている企業だ。
214ヵ国、21万人が登録
小売流通業での採用は
「身分系ビザ」取得者
ガイダブルには214ヵ国、21万人の在留外国人が登録している
在留外国人の採用を行ったことがあるリユース企業は、多くはないだろう。在留資格によっては就業できる業種に制限がかかっているケースがあり、どんな資格を持っていれば採用して良いかが分かりにくいためだ。
小売・流通業の場合、永住者や定住者などいわゆる「身分系ビザ」と呼ばれる在留資格を所有していれば就労制限がないため、日本国籍の方と同じく業種を問わず就労することができる。また、在留資格「留学」を保有している場合、基本的に就労が認められていないが、資格外活動許可を取得すれば、アルバイトとして業種を問わず最大で週28時間の労働が可能だ。
第584号(2024/05/25発行)18面