早いもので、2024年も半年が過ぎました。また、昨年5月にコロナが5類に移行してからもう1年以上が経ったことになります。今回は節目のタイミングということで、最近のブランド古物市場について考察してみたいと思います。
昨年5月頃、コロナ5類移行後の期待感から、古物市場は買い手、売り手ともに非常に活発でした。たとえば、私たちが運営するRKオークションでは、昨年同期の落札率が95~96%と非常に高く、全体の勢いが強かったことがわかります。直近の4、5月では落札率が90%前後に落ち着いており、若干の変化が見られますが、それでも市場は依然として堅調です。
新作流通や合成ダイヤに動き 各市場に追い風
第586号(2024/06/25発行)15面