関西を中心に古着店を展開するJAM TRADING(大阪府大阪市)が今年5月、関東初出店となる「古着屋JAM 原宿店」をオープンした。広さ600㎡の店内には、1万1000点ものアイテムが並ぶ。圧倒的な品揃えの店づくりを紹介する。
古着屋JAM、600㎡の大型店舗 コーデとボリュームを使い分け
古着屋JAM 原宿店
以前は複数の飲食店が入っていた広い空間。右に見えるは、同店の強みでもあるドクターマーチンのブーツ。壁一面に並ぶ
「JAMの強みである、商品のボリュームとバリエーションを見せるため、ボリュームを見せるゾーンと、コーディネートを見せるゾーンを使い分け、飽きのこない店作りを行っています」と話す、古着屋JAM原宿店の岩上凌店長。コーディネート例を数多く見せる一方、シャツやパンツをびっしりと陳列するなど、ディスプレイにメリハリをつけている。
広いスペースを活かし、「ストリート」「ミリタリー」「バンドTシャツ」「ワークウエア」など、古着のほぼオールジャンルを網羅。コートなどの冬物も早くも陳列している。
関西では知られているJAMだが、関東では初出店。「JAMを知らないお客様もいるので、接客を通じてブランドのコンセプトやポリシーも伝えるようにしています」と岩上店長。
オープン | 2021年5月29日 |
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備考 | 店舗面積/約600㎡ (約180坪) 店頭在庫/約1万1000点 客単価/約5000 円 客層/20代がメイン。上は50代までと幅広い。男女比は7:3 スタッフ数/11名(2021年7月現在) 備考/JAM TRADINGは、「古着屋JAM」8店舗、系列店でレディスの「Elulu by JAM」3店舗、低価格帯の古着の「LOWECO by JAM」7店舗を運営している。 |
第518号(2021/8/25発行)11面