高価なものでなくても、生活を豊かにしてくれる素敵なアイテムをキュレーションして提案してくれるリサイクルショップ「FUNagain」が2022 年4月にオープンした。スタイリストが手掛けるセンス良い店づくりを紹介する。
FUNagain(東京都文京区)
店内奥には鮮やかなピンクの有孔ボードを 設置。それらが和食器や古い日本の道具類などと絶妙なコントラストを生み出し、古臭さを感じさせない
「当店を一言で表現するなら、リサイクルショップを『編集』した店だと思います」と話すのは、FUNagainディレクターの高島大輔さん。
元々有名セレクトショップで、商品構成や陳列などの責任者として店舗づくりをしていた高島さん。現在、この店を運営しながら、インテリアスタイリストとしても活動している。
生活骨董などと一緒に、ポスターやレコードジャケットなどのグラフィックアイテムを一緒にディスプレイ。センスの良さが光っている
センスの良い店内に並ぶのは、高島さんが知り合いから譲り受けたものや、古物市場で仕入れたもの。市場では人気の高いアンティーク家具ではなく、80~90年代のスティールやプラスティック製の家具やアイテムを仕入れている。
オープン | 2022年4月26日 |
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備考 | ●店舗面積/約80㎡(地下に約70㎡の倉庫あり) ●店頭在庫/約500点(食器、家具、雑貨、ポスター、絵画など) ●客層/20代後半~40代 男:女=3:7 |
第540号(2022/7/25発行)13面