繁盛店の店づくり【vol.282】エコリング、働きやすく来店しやすい買取店

買取専門店「エコリング」（運営：エコリング【兵庫県姫路市】）の「たまプラーザ店」が今年1月、同社の女性サステナビリティ推進チーム（通称：女性B チーム）のプロデュースによって、新デザインの店舗に生まれ変わった。働きやすさ、来店しやすさにこだわった店づくりを取材した。

エコリングたまプラーザ店

女性社員がプロデュース

この雲のような円形の照明は、エコリングの「輪」から着想を得た特注品
査定スペースは目隠しがあり、他のお客や外から査定の様子が見えないようにした。目隠しの向こうは、2つのブースに分かれている

「女性が働きやすい職場づくり」をテーマに活動していた「女性B チーム」（現在は「D＆I 推進チーム」に名称変更）。2023年、店舗勤務者にアンケートを実施したところ、「バックヤードが使いづらい」「査定の作業動線が悪い」などの声が上がったという。

その調査結果を知った同社の桑田一成代表取締役が「女性B チームのプロデュースによる店づくり」を提案。リニューアル店舗に「たまプラーザ店」が選ばれた理由は、元々子ども連れや女性客が多く、「女性目線で作る店舗」に共感してもらえると考えたからだ。

第577号(2024/02/10発行)17面