メルカリが台湾に進出
2024年09月05日
メルカリ(東京都港区)は8月29日、台湾向けのWeb版メルカリをリリースした。現地でのサービス名は「美露可利」とした。同サービスを利用すれば、日本のメルカリで出品されている商品を購入することができる。
日本の出品物を直接購入可能に
台湾版メルカリの「美露可利」
同社は2019年から越境取引を開始し、国内だけでなく海外でも価値の循環を加速してきた。今は74社の越境事業者と提携し、約120の国と地域でメルカリに出品されている商品を購入できる。2024年6月期で同社の越境取引事業の流通取引総額は前年比の3・5倍に成長した。
従来、台湾から日本で出品されたメルカリの商品を購入するのは、越境EC事業者のプラットフォームを通じて購入する必要があったが、美露可利をリリースしたことで、そこでも購入が可能となる。日本の出品者もよりメルカリで商品が売れやすくなる。美露可利では現在出品は対応しておらず、日本の出品物の購入のみをすることができる。
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