弊社の2024年1月~8月までの買取本数TOP5を公開いたします。1位は山崎シリーズ。全体の35%を占めるのは、山崎12年です。流通制限に加え、今年は定価の値上げもありましたが、他のヴィンテージと比較すると入手しやすく、2次流通の量に大きな影響はないようです。投資対象として購入する人が多いようです。
国産ウイスキーが依然存在感
流通多い商品の購入目的
投資対象や個人消費など様々
次に山崎シリーズの中で多いのが19%を占める山崎NV(ノンヴィンテージ)です。シリーズの中では最も安価なため、投資目的や転売目的よりも、飲食店での提供や個人消費の方が多い傾向となりました。
2位のサントリーローヤルシリーズは、山崎より前の1960年に発売、2000年以降もリニューアルを重ねるロングセラー商品です。12年・15年のヴィンテージボトルや、毎年、年末近くに発売する干支ボトルも人気。国内贈答品としても広く流通しています。
第592号(2024/09/25発行)20面