トリアイナ C向けのスポーツオークション
2024年10月02日
トリアイナ(東京都江東区)は7月から、アスリートが試合で使用した道具などを出品する「KAKEHASHIスポーツオークション」を運営している。同社では初めての一般消費者向けのオークションとなる。
格闘家など選手が使用した道具を出品
オークションを通じてアスリートの経済面をサポートする
オークションを開始した理由は、スポーツ選手の収入面をサポートしていきたいという三浦哲郎会長の強い思いがあったからだ。「アスリートがスポーツ一本で生活するのは厳しい。オークションの売上を選手に還元するような仕組みを作り、少しでも経済面を支援していきたいと思った」と三浦氏は言う。
1回目は7月28日~8月5日に開催。格闘技団体の「RIZIN」(ライジン)が7月28日に開催した「超RIZIN.3」(スーパーライジン.3)に出場した選手の道具を出品した。朝倉未来選手のグローブは落札価格2000万円を超えた。オークションの売上はライジンの運営費や選手に還元されるほか、震災のあった石川県に寄付される。
第593号(2024/10/10発行)2面