「0から始める古物開業Story」第34回、リユーステックカンファレンスを振り返る

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「0から始める古物開業Story」

「0から始める古物開業Story」第34回、リユーステックカンファレンスを振り返る

2024年10月25日

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リユース経済新聞 Z世代ライター

10月2日・3日の両日、リユース経済新聞社が主催するイベント「Reuse×Tech Conference for2025」に運営側として参加しました。運営業務と同じくらいの熱量で参加者としても各講演を拝聴してきました。個人的に刺さった講演「リユース市場のこれからをみんなで考えよう!課題と成長機会を探る」をここでは振り返りたいです。

業界キーマンの講演からヒントを得る

「ゴミ以上メルカリ未満」

MINT パネルセッションは立ち見が出るほど盛況したパネルセッションは立ち見が出るほど盛況した

同講演は、メルカリ 與田祐樹氏、良品計画 宮澤高浩氏、そしてコメ兵 山内祐也氏、弊紙編集長という豪華な4者によるパネルセッションでした。同セッションは3つのテーマについてそれぞれのパネリストが意見を述べるというものでしたが、その中の「市場の課題と成長機会」というテーマに関して、良品計画(無印良品)の宮澤氏の説明が記憶に残りました。

宮澤氏は、現在の国内古着市場はいわゆるブランド古着が多くを占めている点を指摘し、そのうえで無印良品の古着を「ゴミ以上メルカリ未満」のポジションだと説明します。つまり、機能性等の価値はある一方で、メルカリで出品して利益が出るほどの希少性はない、と自社製品を客観視されていました。そして「そんな古着にこそ(成長の)可能性を感じている」と話します。

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第594号(2024/10/25発行)22面

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