設立からわずか3期目で売上高15億円と急成長中のリユース企業がSTYLE(東京都港区)だ。関東や関西で催事買取を中心に行い、主に卸売りやオークションで売却するCtoBtoBモデルを構築。スーパーやホームセンターで数多くの実績を作ることで独自のノウハウを蓄え、創業から年率2倍以上の成長を続ける。大野誠社長に成長の要因を聞いた。
急成長する催事買取専門企業
スーパー等で毎月250現場が稼働
リピート重視の接客で買取りを安定化
大野 誠社長
催事開催場所を
泥臭い営業で開拓
──催事買取専門の会社は珍しいと思います。創業期からここにフォーカスした理由は。
大野 いろんな買取方法があるなかで、店舗や出張買取は知名度が重要だったり、マーケティングコストがかかったりする。催事買取は、地域密着で行うので、全国的な知名度がなくても始められる。立ち上げたばかりの会社でも勝負できると考えたからです。
──とは言え、催事買取を行う上で、場所を借りないといけません。そう簡単に貸してくれるわけでもないと思いますが。
第595号(2024/11/10発行)9面