BOARリサイクルオークション 会場:茨城県猿島郡
出品後仕分け、骨董市へ移すことも
椅子がセットが競られた際は、3000円から始まり7000円で落札された
骨董市を運営する地新(神奈川県横浜市)が今年1月に始めた道具市「BOARリサイクルオークション」は、参加者数を増やしている。毎月11日と26日に開催し、一度に30~40人が買い手として会場に訪れる。出品も古物商を本業する者だけではなく、遺品整理や個人事業主の不用品回収業者、引っ越し屋からの商品が集まり始めた。当初は骨董市の開催場所である横浜市周辺から来るユーザーが多かったが、同市場の競り倉庫がある茨城県や東北から新規客が来るなど広がりを見せている。
同市場は出品後、地新が運営する骨董市の市場どちらで販売するか仕分けを行う。同市場に骨董品が持ち込まれた場合でも、骨董市の方が高値がつきやすいと見れば、骨董市の会場に送る。また1品ごとか段ボールに商品をまとめ1件で競るべきかといった判断もしていく。「出品した品を移動する際も、出品者の方にコストはかかりません。どんな物でも高く売れやすくしています」(担当者)
第595号(2024/11/10発行)11面