くるり　最安値1100円のリユース着物販売

リユース着物の販売サイトを運営するくるり（東京都港区）は8月23日～9月1日に、最安値1100円で着物を販売するイベント「キモノセンエン」を吉祥寺マルイで開催した。

3日間で売上100万円超える

1100円だが天然繊維の着物も多い

同社は自社ブランドの着物など新品を中心に常設店で販売していたが、コロナの影響を受け、22年には全店を閉店し、販路をEC販売と催事に切り替えた。近年リユース市場が活気づいてきたことから、リユース着物の扱いを増やし、今ではほぼ100％がリユース品だ。

イベントは今年の3月から商業施設などで定期的に行っている。「当初は最安値1100円とはしていなかったが、あまりにもお客が入らず、途中から一部商品を1100円に値下げし、呼び込みをしたところ多くのお客が訪れてくれるようになった。そこからイベント名を『キモノセンエン』とした」と三浦出社長は言う。

第591号(2024/09/10発行)4面