地域有力のスマホ修理店「あいプロ」買取りも

スマホ修理店を30店展開するあいプロ（東京都江戸川区）は、買取りサービスを本格化している。中古スマホ販売の売上は、買取りを強化し始めた2022年は1億円で、2024年は3億円に成長した。

ジャンク品強み、中古売上3億円

同社はドン・キホーテやイオン、ビルの空中店やロードサイドに、スマホ修理店を構える。店舗は、競合がいないエリアをリサーチして出店することを重視。地方エリアの店舗が多く、地域有力店の位置づけとなる。店舗形態は、直営が17店、FCが13店の割合だ。

ララガーデン仙台店は、スマホアクセサリーの売り場を広くとった

買取りは、修理店の店頭と宅配で行う。中古スマホの売上の9割は、海外に輸出するバイヤーへの卸が占める。これにより在庫回転率を高め、削減した商品管理のコストを、査定額向上に反映することが可能だ。そのため国内で小売りが難しいジャンク品や赤ロムも扱うことができ、高価買取を実現している。

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