ケイ・ブックス、来年5月名古屋に新店を
2017年01月16日
今期売上54億円を計画
ケイ・ブックス(東京都豊島区)が5月、名古屋に新店をオープンする計画を明かした。
池袋アイドル館の店舗内観
現在建設中のビル5フロア、計200坪以上の店内に、男性・女性向けアニメの新品・中古グッズや同人誌をそろえる複合店になる予定だ。
近隣にとらのあななど同業店があり、「名古屋でも特にアニメ好きが集まるエリアで、好立地」(大塚健会長)だと言う。
この新店を起爆剤に、前期、前々期と下がっていた売上を54億円まで伸ばす計画だ。同社の2016年10月期の売上は、51億5000万円で着地予定。そのうち6割が、中古によるもの。
新店を含めた今後の戦略は、「すべてのタイトルを差別せず、まんべんなく力を入れる」(大塚会長)こと。
「業界全体が人気タイトルに依存しているため、同じようなグッズばかりになっている。それも影響し、人気タイトルの商品にも以前のような力がなくなっている」(大塚会長)
407号(2017/01/10発行)7面