ブックオフ社長交代、新社長は堀内氏
2017年04月10日
ブックオフコーポレーション(神奈川県相模原市)が4月10日、社長交代を発表した。
松下展千社長が取締役に退き、同日付けで取締役執行役員の堀内康隆氏が代表取締役に就任した。
経営体制の変更により、業績の早期回復と企業価値の向上を図る。
同社は「古本のブックオフ」からの脱却を宣言し中古家電や古着、中古携帯・スマホなど商材幅を広げることに注力。ヤフーと資本業務提携し販路をネットにも拡大。子会社のハグオールを通じてあらゆる中古品をあらゆるチャネルをつかって流通させるチャレンジなども行ってきた。しかし、業績が思うように伸びないでいた。
新社長の堀内氏の経歴は以下の通り。昭和51年生まれ、出身地は東京都目黒区。最終学歴は慶應義塾大学経済学部。平成11年4月に中央クーパース&ライブランドコンサルティング(当時)に入社。平成16年8月にトーマツコンサルティング(現デロイトトーマツコンサルティング合同会社入社。平成18年3月にブックオフコーポレーション入社。執行役員管理副本部長、経営企画部長などを経て、平成27年4月にブックオフオンラインの代表取締役社長に、平成28年1月にはブクログ代表取締役社長(現任)。平成29年4月にブックオフコーポレーションの代表取締役に就任。
414号(2017/04/25発行)