スタッフやお客のコーデをECマーケに活用
画像共有アプリ『インスタグラム』を用いたマーケティングツールの需要が高まっている。ブティックスター(東京都港区)がリリースしたのが「ソーシャルカタログ」。新品アパレルのジェラートピケやバナーバレットなど、若い女性に人気のファッションブランドが活用している。
インスタに投稿された自社関連の写真を自動で抽出し、ECサイトに掲載
「アパレルを中心に海外ではインスタを使ったマーケティングが主流になっているんです」と高田博之代表は話す。
ソーシャルカタログは、インスタ上に投稿された画像を収集しデジタルカタログ化し、HP上に自動表示するサービス。商品ページへリンクで繋げ、販売も可能だ。
インスタユーザーが投稿する際につけるハッシュタグで自社関連の投稿を見つけ、該当画像を集める。HP上に掲載する写真はふるいにかけることも可能。
「リサイクル店の場合は店名などに設定しておけば活用できます。お客さんやスタッフのコーデ写真を掲載するのもいいですね」(高田代表)
初期費用は30万円、月額費用は月額5万円が目安。「利用前と比べ同商品の注文数が約3.3倍に増加したり、インスタのフォロワー数が約1.5倍に増加したブランド様もいらっしゃいます」。
414号(2017/04/25発行)16面