Stock Pad、買取顧客データ管理できてますか?
2017年05月16日
1〜10店小規模リ店向け
ブランド古着のラグネットジャパン(東京都渋谷区)が、リサイクル業者向けクラウド在庫管理システム「Stock Pad(ストックパッド)」を開発・販売している。特徴は在庫管理だけでなく、買取顧客の管理もできる点。メインの対象は1〜10店舗ほどの小規模リサイクルショップ。「これくらいの規模の法人さんは、POSシステムを導入しておらず、紙ベースやエクセルで在庫管理しているところが多い。ストックパッドなら、在庫と買取顧客管理も行えるんです」(泉洋一郎代表)。
2017年6月30日まで100日間無料トライアルを実施
買取顧客管理では、各顧客の名前やアドレスなど個人情報はもちろん、売ったアイテムの詳細や来店回数、最終来店日なども記録できる。そこから来店ペースを自動算出し、その期間を経過しても来店が無い場合は超過日数を表示する。
「例えば2週間おきに来店しているお客さんが1ヵ月以上来店していないなどの情報も分かり、すぐにアプローチできるんです」(泉代表)
その他にも買取りブランドごとにお客を抽出できるなど、「誰にアプローチすれば良いのかを細かくセグメントできます」。
ストックパッドは、元々自社用に開発されたもので、同社のある店舗では「導入前は8人体制だったが、導入後6名で店舗運営できるようになった」と言う。
「リサイクルショップは、買取りが命。良いお客さんのデータは、店長や各バイヤーの頭の中と言うのは非常に危険です。誰でも分かり、手間なくアプローチできる仕組みです」(泉代表)
利用料金は月額1万5000円で、初期費用は無し。現在6月30日までの期間限定で、無料キャンペーンを行っている。
ラグネットジャパン 泉洋一郎代表
415号(2017/05/10発行)5面