《古物市場データ》湘南オークション、1回100人参加で賑わう道具市

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《古物市場データ》湘南オークション、1回100人参加で賑わう道具市

2017年07月21日

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古物市場データ
湘南オークション

会場住所 神奈川県藤沢市石川6-14-10
開催日 毎週金曜日
時 間 10時~終わりまで
タイプ 道具系古物市場

人・モノが集まる市場に成長している人・モノが集まる市場に成長している

湘南オークション(神奈川県藤沢市)は、全国的にも規模の大きな道具市だ。1回出来高400万~600万円を上げている。家具・白物家電・デジタル家電・雑貨・楽器・骨董品など様々な商品を集め、1回2000~3000点を競る。

年々参加者が増え続けており、現在は1回あたり80~100人と大勢が集まっている。その大きな要因は2つ。まずは会場の広さだ。オークション場が200坪で駐車場が400坪(第2駐車場含む)。多くの参加者が大型トラックで来るため出入りがしやすい。2つめはアットホームで新人に優しい雰囲気の中で競りをする点。紹介者不要で参加でき、「しがらみなくやっていますので、初回からきちんと買うことができますよ」(広報:和智周吾氏)。

倉庫に並ぶ家具・家電倉庫に並ぶ家具・家電

毎週ジャンル特化競りも

同市場の特徴は、毎週金曜に開催するうち、特定商材に特化した競りを行う時間帯を設けている点だ。例えば第1週は「レコード・着物」、第2週は「ブランド・貴金属」という具合だ。集約して競ることで、短時間で集中的に仕入れたい買い手のニーズに応えており、買う意欲が旺盛な専門店の姿も目立つ。現在、着物の競りでは1回30万~100万円、ブランド貴金属の競りでは1回50万~200万円の出来高を上げている。

また7月からは第3金曜日に、「ゲーム」に特化した時間帯を作る。レトロ~現行品まで、ハード・ソフト等を集中的に競る。第4週の骨董競りの際に30箱ほどは競りにかけていたが、これを100箱に引き上げる計画だ。「ゲームは、毎回確実に仕入れていく会員が3社はいます。新たに特化競りを行い、こうした会員さんが増えれば」(和智氏)

レコードを競る日には、段ボール20〜30箱分集まるレコードを競る日には、段ボール20〜30箱分集まる

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419号(2017/07/10発行)15面

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