ブックオフ2位に浮上
フィギュアやおもちゃ、トレカ等ホビー商材の中古売上高は、トップ15社の合計が約290億円。昨年のトップ15社合計よりも21%多い結果だ。15社中3社は今年初めてランクインした会社で、昨年のランキングとは若干顔ぶれは異なる。単純比較はできないが、中古ホビー市場は伸びていると言えそうだ。
ここ数年首位を独占するエーツーは、今回も1位に輝いた。中古ホビー売上高は前期比約25%増の78億円。ネット通販「駿河屋」を運営し、同屋号の実店舗も7店展開。同社は査定の元になるマスタデータに、年間億単位の投資を実施。ジャンル幅が広いホビー商材で多様なアイテムの買取りを可能にしている。
2位のブックオフコーポレーションは中古ホビー構成比を高め、売上は前期比30%増。同じく2位のまんだらけの推定中古売上高に並んだ。7位のケイ・ブックスは、コミックや同人誌、フィギュア・アイドルグッズ等の新品・中古を扱う企業。中古ホビー売上高は推定13.9億円。コミック・同人誌等に強いが、近年はホビーにシフトしている模様だ。
420号(2017/07/25発行)10面