400億円に迫る勢い
セカンドストリートなどの屋号で、古着を販売するゲオホールディングスが2位以下を大きく引き離しトップ。推計売上高は396.2億円と400億円に迫る勢いだ。同社は、現在セカンドストリートをはじめとしたリユース事業でのEC化を進めている。今秋からは他店舗の商品を近隣の店舗に取り寄せるサービスを実施予定で、ECと実店舗の連動を図る。
菜々緒・ブルゾンCMで話題
4位のデファクトスタンダードは、推計売上高77億円。モデルの菜々緒やお笑い芸人のブルゾンちえみを使った、テレビCMが話題に。KDDIコマースフォワードが運営する、ワウマ!など販路も拡大している。
都内を中心に6店舗古着店を運営する原宿シカゴは、推計15億円を売り上げ12位。日本・アメリカ・ヨーロッパの古着をメインに、アンティーク・リサイクル着物も豊富に取り揃える。
レディース古着ネット販売のブランドゥールを運営するオシャレボは、9億円を売り上げ19位。現在はEC以外の販路やビジネスモデルの実験も行っており、試験的に新品アパレル店とのコラボも行う。
24位の北関東中心に事業展開するプリマべーラは、7億円を売り上げた。イオンタウンに出店する古着専門店の「ニコカウ・サンコメタダ」は、2個買うと3個目がタダになる面白い形態のショップだ。
420号(2017/07/25発行)11面