カモシカ書店(大分県大分市)
天井の照明などオシャレな空間が広がる店内。オーナーこだわりの本がズラリと並ぶ
東京の書店で働いていたオーナーが地元大分に戻り、2014年にオープンした書店。目的は地域経済の循環と地域表現の実現。そのため「これまでブックカフェを開こうと思ったことは一度もなかった」とオーナーは語る。ブッカフェはあくまで手段なのだ。
オープン当初は古本の取扱いが多かったが、現在は新刊本が激増。雑誌を含め、より多彩な本が揃うようになった。また本に留まらず、様々なイベントも開催。国東半島発の作家や陶芸家などの作品を販売する「国東フェア」やトークイベントなど、地元愛を感じるイベントを頻繁に行っている。
日本ブックカフェ協会
ブックカフェの認知度向上と普及を目的に2015年8月設立。開業支援講座開催から経営支援、イベント開催、ネット販売支援等を実施。協参企業として建築や不動産、書店、食材など幅広い業種の企業が加盟している。
※写真・参考文章は「日本ブックカフェ協会」が提供。
421号(2017/08/10発行)15面