運が良くなるキャラクター「カウゾー」を持つ宅配買取サービスの嵯峨野(埼玉県入間市)。会社の業績もアップさせたラッキーゴッドを紹介する。
カウゾー
以前「嵯峨野文庫」の屋号で古本の買取・販売をしていた嵯峨野。屋号のせいか文庫本ばかり集まるようになったことから、DVDなど高単価の物にも商材の幅を広げようと、2011年に屋号をカウゾーに変え、キャラクター「カウゾー」をつくった。
モチーフとなったのはヒンドゥー教の神・ガネーシャだ。商売繁盛の神で、顔は象で手は4本ある。さらに大黒天の要素も入れ、打出の小槌を持たせて、物がお金に変わるイメージを付加した。
ターゲットを20〜30代に絞り、チラシ等の広告展開にも力を入れたところ、DVDやゲーム等の買取が増え、売上も1年で倍増。その後も順調に伸びている。
カウゾーの着ぐるみ。チャームポイントは、ぽっちゃりとした触り心地の良いお腹。
イラストより頭を大きめに作り、可愛さを出した。左は嵯峨野の代表取締役の大村肇氏
422号(2017/08/25発行)19面