CASH、話題のアプリ再始動までの道のり
2017年09月11日
3日目は30分で終了
バンク(東京都渋谷区)が運営する即金化アプリ「キャッシュ」が8月24日、サービスを再開した。キャッシュはスマホでアイテムの写真を撮影するだけで、即現金化できるアプリ。6月28日にリリースされると、申込みが殺到し16時間34分で一時休止していた。
アイテムの写真を撮影して簡単な操作を行うだけで、2万円まで現金化できる「キャッシュ」
再開後は1日の上限金額を1000万円に定め、物量と金額をコントロールできるようにした。初日は137分、翌日は51分、翌々日は30分で終了した。多くのメディアがサービス再開を取り上げており、人気が再加速している。
キャッシュは「質屋アプリ」と一部で呼ばれていたが、焦点となっていた機能は無くなった。もともと、キャッシュ化したアイテムを「送る」か「送らずにキャンセル」が選択でき、キャンセルの場合は手数料15%が必要だった。再始動後は、利用率が低いことからこの機能は無くした。
尚、バンクは8月25日に買取り価格比較サイト「ヒカカク!」を運営するジラフへの出資を発表した。ヒカカク!は、月間利用者数120万人以上、月間流通総額1億円以上のプラットフォーム。今後の連携にも注目が集まる。
バンク 米本勇介CEO
423号(2017/09/10発行)1面