ひと工夫レポート　これわん！川口店、綺麗さで雑貨の月販100万超え

人が集まるところには必ず理由がある。どんな工夫を凝らしているのか。今回は総合リユースの2店をレポートする。

7ヵ条で意識の共有

総合リユース店のこれわん！川口店（埼玉県川口市）は「お客様から褒められたい言葉7ヵ条」をつくり、スタッフ間で共有している。

店の前には2台分の駐車スペース。土日には「これわん！渋滞」と呼ばれる渋滞が店の前にできる

その言葉とは、「お客さんがたくさんいますね」、「店が綺麗ですね」、「商品がたくさんありますね」、「商品が綺麗ですね」、「ディスプレイがまた変わっていますね」、「商品がすぐ売れます（無くなります）ね」、「スタッフの対応がいいですね」。この7ヵ条を反映させた店舗理念を毎日朝礼で唱和し、スタッフの意識を高めている。

実現をするためにも行動へと落とし込んでいる。毎朝約30分、約100坪の売り場をスタッフ全員で清掃。商品や商品棚に埃がたまらないように清掃しながら、商品ディスプレイも細かく変えていく。

食器類などの雑貨は月に100万円以上を売上げる。贈答品の食器などもすべて梱包・包装状態から取り出し、手に取りやすいところに並べるので、売れ行きが良い。「家具・家電を買い求める人よりも、雑貨類を買い求めるリピーター客が多く、1日に100人前後の来客があります」（林浩成代表）。

これわん！川口店　林浩成代表

424号（2017/09/25発行）16面