タナクロがリニューアル、南浦和アウトドア店
2017年11月10日
買取のみから販売も
ブランド古着やゴスロリ古着、フィギュア、アウトドア用品、工具など複数の特化型リユース事業を展開するタナクロ(埼玉県さいたま市)が10月5日、アウトドア用品買取の「マウンテンシティ南浦和店」をリニューアルオープンした。今回のリニューアルに伴い、同店では買取りだけでなく販売も行う。
ピッケルやスノーシューを紹介するスタッフ
同店はタナクロ本社内にある。これまでオフィスとして使っていたスペースの一部・40坪程を売り場とし、バックヤードも含め常時1000点程のアウトドア用品を提供する。商品構成はキャンプ用品と登山用品がほぼ半々。その他には釣り具などを扱う。
同社はこれまでネットオークションで販売をしていたが、お客の要望を受け店頭販売も開始した。「販売を通して、今まで以上にお客様との接点を持てる機会を増やし、より多くの人にマウンテンシティを知ってもらいたいです」(田中淳也代表)
マウンテンシティは埼玉・川越と福岡・筑紫野にも店舗がある。今年6月に、まず筑紫野店が買取りに加え販売を始めた。現在は1日の来客数が100人程に至るまでに成長している。この実績を活かして、南浦和店も強化していく。
タナクロは11月にアウトドア用品の自社ECサイトもリリースする。3店舗の在庫状況を可視化し、ネットとリアルの両方で販売強化を図る。
タナクロ 田中淳也代表
427号(2017/11/10発行)2面