売れる商品リサーチ 余り糸と和紙の便箋
2018年04月04日
送る人と受け取る人の話題に
mikketa(ミッケタ)は、創業1887年の老舗繊維製造業の三星毛糸(mikke)と、建築&デザインのスペシャリスト集団のTAB(ta)が協力して生まれたデザインプロジェクト。余り糸と和紙でつくったアップサイクル商品〝mini letter sheets"が売れている。
和紙と糸の組み合わせが変わっている便箋で、「手紙を送る人と受け取る人で話題作りのきっかけになっている」(岩田真吾代表取締役社長)と話す。価格は3240円。一般的な60枚入りの薄い商品が人気。
また、30枚入りの厚い商品もある。高級感があり、御礼状や冠婚葬祭で喜ばれるという。余り糸は、ラメ入りやコットンなど、状態の良い物を選んで使用している。
▲高級感が御礼状に ぴったり
▲岩田真吾 代表取締役社長
第436号(2018/03/25発行)15面