アンティーク松美堂、可動困難な商品を販売するための一工夫
2018年06月04日
《一工夫レポート》
アンティーク松美堂
可動困難な商品 リメイクして販売
京都府で鉄事業も行っている創業12年目のアンティーク松美堂(京都府京丹波町)では、現代で可動が難しい商品を、リメイクして販売している。主に仕入れた商品で、使用が難しい古い商品を活用しているという。
同店は、鉄事業も行っているため、モノづくりや加工の技術がある。もし使用できない商品が入荷した場合でも、日常で使える様に加工していると語る。
▲鉄事業の技術を活用して作成した商品
例えば、〝足踏みミシンテーブル〟。テーブルの下には、備え付けの鉄製でできたペダルがあるが、その足を切り離し、テーブルにしたという。
また、〝昔のラジオ〟。電気を通すと危ない為、スピーカー部分をくり抜き、棚にしたことがあるという。
「年代が古く使用が難しい商品でも、現代で使用していて馴染む様にしています。リメイクのアイデアは、随時浮かんだ事を取り入れて、自分の中で楽しんで作成しています」(松田美香店員)。
▲SINGERの足踏みミシン。鉄の事業を活かし、机や棚に変身
第440号(2018/05/25発行)15面