東京質屋協同組合が、門外不出の「相場表」の販売を開始する
2018年06月11日
・東京質屋協同組合は「相場表」の販売を一部で開始
・「相場表」はこれまでは組合員のみに販売
・リサイクル店などをターゲットと見込む
東京質屋協同組合
門外不出の「相場表」販売
900頁に渡る買取・落札データ集
▲「東質相場表平成30年夏期版」
東京質屋協同組合は、7月25日に発行する「東質相場表平成30年夏期版」を古物商許可証保有者に対し販売を開始する。
これまで全国質屋組合連合会の組合員にしか販売を行ってこなかったという門外不出の相場表だ。
「東質相場表」は、約900頁に渡る電話帳のように分厚い書籍だ。
ブランド品等の古物市場「東質共栄会」の落札相場だけでなく、さまざまな企業が買い取った金額等を商品ごとに記載。
ブランド品だけでなく、家電、楽器、カメラ、スポーツ用品等が掲載されており、買取等を行う際の目安として活用されてきた。
毎年1月と7月の25日に改訂版を発行しており、今回で102回目の発行となる。
「幅広い商材をカバーしているため、リサイクル店の方に活用して頂けるのではないかと今回初めて組合員以外にも販売することに決まりました。ウェブは苦手という方やいろんな相場表のひとつとして利用して頂けるのでは」と広報部長の角野大弘氏は話す。
今回発売号の購入は6月29日までに申込が必要。販売価格は8600円(送料・税込)。
第441号(2018/06/10発行)1面