メルカリ山田進太郎CEO「国をまたいでサービスつなげたい」と語る。今後の3つの成長戦略とは?

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メルカリ山田進太郎CEO「国をまたいでサービスつなげたい」と語る。今後の3つの成長戦略とは?

2018年06月26日

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・6月19日にメルカリが東証マザーズに上場
・今後の成長策として国内と米国、メルカリエコシステムの構築を上げた
・上場で得た資金は米国での拡大などに回す予定


メルカリ山田進太郎CEO
「国をまたいでサービスつなげたい」
マザーズ上場で3つの成長戦略を推進

 
フリマアプリ大手のメルカリが6月19日に東証マザーズに上場、新規上場記者会見において山田進太郎CEOは、「メルカリは新たな価値を生み出す世界的なマーケットプレイスを創る。最終的には全ての国と国をまたいでサービスをつなげたい」と語った。

今後の成長戦略として
①日本のメルカリの更なる成長
②メルカリエコシステムの構築
③US(米国)での成長
の3つを挙げた。

国内市場は、ユーザー数の拡大と1人当たり売上の拡大を掛け合わせて拡大。
現在の利用者は20、30代が多く、40、50代の利用促進を図る。
メルカリエコシステムの構築については、「メルカリで売ったお金をオフラインで使えたり、さまざまな企業等と連携し日々使えるような世界観」(小泉文明COO)と説明。
そして「USでの成功が世界戦略の鍵」(ジョン・ラーゲリンUS CEO)と話すように上場で得た資金を米国市場での成長に充てる考えを示した。
 
メルカリの初値は公開価格の3000円を70%近く上回る5000円で初値を付けた。
時価総額は約7000億円とコンビニ大手のローソンと同じ規模となっている。

メルカリ上場.jpg

▲左から小泉文明COO、山田進太郎CEO、ジョン・ラーゲリンUS CEO

第442号(2018/06/25発行)2面

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