入札型ネットオークション 9月より毎月開催へ
2018年09月12日
入札型ネットオークション
9月より毎月開催へ
スターバイヤーズオークションを運営するSOU(東京都港区)が9月から新たに後期大会を設ける。既存の前期大会と同じくバッグ、時計などブランド 品全般を扱うが、入札のみのネッ トオークションとなる。今後毎月18~22日を下見・入札期間とし、23日に入札結果を発表する形で開催する。
9月の第1回大会では5000~1万点の出品を予定する。参加する事業者は下見期間中に入札することが出来る為、スケジュールの負担を抑えて競りに参加できる。主催者としては手競り特 有の会場での競争が生まれないことが懸念されるが、目当ての商品を安く手に入れることが出来る可能性を訴求し、活性化を狙う。その為後期大会は「比較的低単価な物が中心になる」(岸藍子広報)としている。
後期大会を設ける背景には、同社の買取量の増加がある。第3四半期時点のSOUの仕入れ額は前年同期比で57億円以上増加している。既存の大会だけで商品を捌くことが難しいことから、スターバイヤーズオークションを前期と後期に分けた格好だ。
第1回大会は100%自社出品となる見通しだが、「今後は委託での販売も検討していく」(同氏)と言う。
第447号(2018/09/10発行)3面