ASU BRAND 委託販売で調達強化

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ASU BRAND 委託販売で調達強化

2018年09月15日

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6-A1.JPG▲銀座ショーマ銀座本店の内観

エルメス特化の買取店
委託販売で調達強化

エルメス専門の買取販売店「銀座ショーマ」を展開するASU BRAND(東京都中央区)が委託販売に乗り出した。「エルメスの世界的な需要の高まり」(営業部 橋本昌彦部長)を受け、それに対応できる商品供給力をつけるのが狙い。
6-A2.JPG▲営業部 橋本昌彦部長


海外富裕層への直販を強化していく。同社は銀座と六本木に2店舗を展開し、仕入れの約7割を個人からの買取りで構成。店頭買取は即金性が高いが、顧客によっては「時間をかけてでも高く売りたい」(橋本部長)要望があったことから、委託販売を行うことにした。販売成立時に8~20%の手数料を得る。


今年6月末から始め、出足については「個人・業者問わず次々と依頼が舞い込み、販売も順調に推移している」(同部長)と語る。同社が武器とするのは、海外に擁する富裕層顧客とのつながり。「何千万といった単位以上の」(同部長)海外顧客を、中国を筆頭にアジア5ヵ国で形成。


その富裕層群に向けた商品情報の発信と、店頭とネット販売といった様々な販路を活用し、良質商品ならリリース当日に売れる販売力を持っている。「エルメスは他ブランドと異なり大量生産をせず、古くからの定形デザインで毎年一定数のみ生産。
供給数も限定される中で、中国富裕層の台頭もあり商材の奪い合いはさらに加速するでしょう。需要に確実に応えていけるよう、委託販売を通し調達力を上げていきたい」(同部長)

第447号(2018/09/10発行)6面

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