読者の声を紹介するこのコーナー
異なる業態の代表の方からコメントをいただきました
≪テーマ ★ 創業秘話≫
リサイクルショップを起業する28歳までパーソナルトレーナーをしていました。ジムや自宅などで、クライアントに1対1でエクササイズの指導をする仕事です。
その人に合ったプログラムの作成、ホームページやブログの更新、お客様からのレスポンスには素早く応えるなどの努力を重ねた結果、多いときには1日に10人の予約が入る人気トレーナーでした。ところが、あまりに忙しすぎて、自分の方が体調を崩してしまったのです。
そのとき、お客様の数を絞るという選択もあったのでしょう。しかし私は、この仕事は50歳まで続けられるのだろうかと考えたのです。1人でする仕事は、どんなに人気が出ても身体は1つで、成長に限界があります。そこで思い切って、違う分野で起業することにしました。
リサイクルショップを手掛けたのは、中古なので仕入れに大きな資金がいらないということと、社会貢献につながる事業だと思ったからです。それまでマーケティングやプロモーションについて研究・実践もしてきたので、自信もありました。
今どんな商材を扱っているかは企業秘密で言えませんが、おかげさまで事業は順調に伸びています。
大阪府大阪市
某リサイクルショップ代表
編集部より
どの仕事も突きつめれば、成功の極意は同じなのですね。
385号(2016/02/10発行)13面