《全国ダーツの旅☆茨城県》親子4代にわたる男前常連客

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《全国ダーツの旅☆茨城県》親子4代にわたる男前常連客

2018年11月09日

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リサイクル通信 全国ダーツの旅

~茨城県 編~

ダーツの矢がささったエリアのリサイクルショップに取材するコーナー


19-p4.jpg▲レトロモダンな店内


お守りとサファイアで運上げた
親子4代にわたる男前常連客

明治45年創業の和田質店(茨城県水戸市)には、4代にわたる同店の社長との関わりによって、運気を上げた常連客がいる。「もう70歳位で、金髪のショートカットの宝塚の男役のようにカッコいい方なんです。会社の経営者で、私が9年前に社長になった頃には、質入れを利用されていました」と和田優子社長。

19-p3.jpg▲和田優子社長

通常、常連客であっても、接点は店の中に限られる。ところが4年程前、和田社長が体調を崩して入院した際、奇遇にもこの女性が同じ病室にいた。入院期間が長期に及び、やがて二人は互いの名前を呼んで励まし合うほど親しくなった。


手術の直前、気弱になった女性をなんとか元気づけようと、和田社長は「これを持っていて下さい」とお守りとスターサファイアを手渡した。「運命の石」と呼ばれ、悪を退け、持ち主に幸運をもたらすといわれる宝石だ。女性はいたく感激していたという。


その後、二人は無事退院した。暫くして、女性がひょっこり店に顔を出した。今度は質入れではなく、店で買い物するためだった。「あのお守りとスターサファイアを手にしてから運が良くなったと、今ではもっぱら買い物に来て下さいます。4代にわたるお客様に喜んでいただけて、こんなに嬉しいことはありません」(和田社長)

第450号(2018/10/25発行)19面

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