唐沢農機サービス、取引累計3億円を突破
2018年11月25日
▲中古農機の売買&情報サイト「ノウキナビ」
中古農機の売買サイト
取引累計3億円超え
唐沢農機サービス(長野県東御市)が運営する中古農機の売買サイト「ノウキナビ」が、取引累計3億円を突破した。2014年に開始し、今期中には約4.9億円に達する見込み。経営ノウハウに関する情報も発信し、サイトに加盟する農機具販売店に向けて販売支援を行っている。
ノウキナビでは農機 を売りたい販売店と、それを買いたい同業の販売店や個人農家をつなげる。現在全国235の販売店が売り手として加盟店し、トラクターや田植え機等の売買を成約させている。唐沢SSサービスの屋号で26年前に産声を上げた同社は、創業より農機整備や修理事業を主軸としてきた。2007年に法人化し農機販売にも参入。
ノウキナビは2014年に立ち上げた。同社は、ノウキナビから購入を検討する個人農家に向けて、販売店との交渉代行にも対応している。「プロ同士で商品状態の確認を行うことで、末端のユーザーが失敗せずに買い物できることがメリット」(唐澤健之社長)
▲唐澤健之社長
2018年8月期の会社売上高は約1.8億円。うち15%程度が中古農機事業によるもの。同社では農機事業以
外に、インターネット事業部「ビーズクリエイト」でウェブコンサルを手掛ける他、農家直送型ネット通販「農家直売どっとこむ」の運営、農業事業部「カラサワファーム」でマーケティング型農業として農産物の生産等を行っている。
第452号(2018/11/25発行)1面