ブランド古物市の日本流通勉強会、関東会場が新宿に移転
2018年12月11日
関東会場、新宿に移転
銀座パリスと共同運営
関西・関東で月4回、古物ブランド市を主催する日本流通勉強会(運営:LUCE・大阪府大阪市)が、11月より関東会場を横浜から新宿に移転した。初月は1100点競り約6000万円の出来高を上げた。来年1月は月5回、2月以降は月6回開催へ拡張。全体で月3億円の出来高を目指す。関東開催では買取販売フランチャイズ「銀座パリス」の本部であるオオトリインターナオオトリインターナショナル(東京都新宿区)と共同で運営している。
今回移転先となった会場は同社社屋で、横浜で開催していた頃の会場と比べ約2倍となる70坪に拡大。移転前までは、1回に1000~1500点のブランドバッグ、時計、ジュエリーを競り3000万~5000万円の出来高を上げていた。同市場の特徴は、現場からライブ中継される映像と専用アプリを通して応札できるサービスだ。現在、登録企業数ベースで400社程度。現地会場には抽選等で選ばれた15社のみが買い手として参加している。
「基本はアプリ参加を斡旋。古参・新規問わず、平等でしがらみのない市場運営をしています」(LUCE 播磨克彦社長)来年1月の新宿開催は12日に時計・ジュエリー、13・28日にバッグを競る。また31日には、新設するアパレル市を初開催。中古ブランドアパレルを扱うベクトル(岡山県岡山市)と共同運営する。また大阪開催は21日のみ。
第453号(2018/12/10発行)2面