かづさや質店 スマホ、タブレットの預かり2割
2018年12月14日
スマホ、タブレットの預かり2割
若年層の質利用訴求
「かづさや質店」を運営するK-TRADE(東京都大田区)が若年層顧客の獲得を狙い、アイフォン等アップル製品を中心としたスマホやタブレットの質預かりを行っている。月200件弱ある質利用のう2割程が20~30代によるスマホ等の質入れだ。約50年前に創業し、貴金属や時計、ブランド品の質預かりと買取りを行っている同店では、5年以上前よりスマホ等の取扱いに乗り出した。
店頭で端末を預かる際にパスコードの解除や、紛失や盗難に遭った際に端末操作を不可能とする「アイフォンを探す」機能のオフ設定などを行う。貸付金の平均は1件当たり3万円程度。月に複数回に渡って同一端末を出し入れするリピーターも多いという 。質流れとなった際ヤフオク!で販売。
「自分が子どもの頃の高価な物といえば毛皮。それが今ではブランド品に移り変わってきたが、現代の若年層は高価な物をあまり所有しない傾向にある。誰もが持っている高価な物としてスマホを思いつき、ホームページでもスマホの預かりを 強くうたっている」(吉澤純社長)同店の主な利用者層は50代以上。また外貨の両替サービスも提供し8種類の外貨に対応。月50件程度の利用がある。
第453号(2018/12/10発行)5面