浜屋、自社メディアの運営開始
2018年12月26日
自社メディアの運営開始
独自記事でブランディング
中古家電輸出大手の浜屋(埼玉県東松山市)が、自社メディア「エコトピア」を開設した。サイクルや環境問題に関するニュースや独自のコンテンツを発信する。不用品業者のイメージアップと、認知度向上による浜屋のブランディングを目指す。
環境に興味を持ち始めたライト層から事業者まで幅広い読者を想定する。現在はアニメや動物など、身近な内容から環境問題を掘り下げていく記事を中心にアップし、読者を集めている。将来的には有識者や記者、大学教授などの取材記事や、同社へ訪れる外国人バイヤーへのインタビューなど、浜屋ならではのコンテンツも充実させていくという。
国連の掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)を始め、3Rの重要性がより注目を浴びている。一方で「リユースなどを担う不用品業者に関して、一部の悪徳業者などイメージの悪い部分にフォーカスが当てられている現状がある」(小林一平部長)と話す。自社のメディアで情報発信することで、業界のイメージアップを図る。浜屋の事業や回収業者の取り組みを紹介する動画コンテンツも公開を予定する。事業の意義を啓蒙することで、自社のブランディングに繋げていく。
第454号(2018/12/25発行)2面