ZOZOUSEDの売上高が24%増の159.9億円に、下取りサービスで仕入れが好調
2019年01月12日
売上高24%増の159.9億円に
下取りサービスで仕入れ好調
アパレルリユース事業を行うZOZOUSED(東京都渋谷区・宮澤高浩社長)は、前年から売上高を24%伸ばし、159億5000万円となった。同社は2016年11月、服の下取りサービス「買い替え割」を開始。同サービスの利用が伸び、下取り経由の仕入れ物流が増えたことが成長の要因。
「買い替えサービス」では、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」で購入した商品をサイト内で下取りに出すことが可能となる。ユーザーが下取りで得た金額分は同サイト内で商品を購入するときに割引される仕組み。ユーザーは、ZOZOTOWNの購入履歴から、下取りに出したい商品を選ぶ。選択した下取りアイテムは、購入した商品が届く際に同梱される送付用バッグに入れて返送する。下取りに出したアイテムは、ZOZOUSEDで販売される。
ZOZOUSEDで流通している商品の49%を、この買い替え割で下取りしたものが占める。同社は2018年4月にマーケットプレイス事業を開始。ZOZOUSEDにはコメ兵やセカンドストリートなどのファッションリユース企業が出店する。取り扱いブランドは8000以上、最大掲載数は120万点を超える、日本最大級リユースファッションマーケットだ。「今後もZOZOUSEDは豊富な品揃えを目指す。それにより、お客様に買い物を楽しんでいただけるサイトにしていく」(広報・椿本晶子氏)
第455号(2019/1/10発行)5面