リンクが商品回転率アップで売上増、売上げ140%の店舗も

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リンクが商品回転率アップで売上増、売上げ140%の店舗も

2019年01月13日

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リンク 濱田社長.jpg

▲久保泰三営業管理部長

商品回転率アップで売上増
売上げ140%の店舗も

中古農機具を専門に扱うリンク(滋賀県近江八幡市)は中古品売上高が前期比128 %の11.3億円と好調だ。売上増の要因を同社の久保泰三営業管理部長に聞いた。売り上げ増への貢献は「新店と既存店が半々くらい 」と久保氏。

同社は千葉県香取郡と新潟県五泉市に新店を出店、この伸びが大きく貢献したという。もう一方の理由が既存店の増収で、一部店舗では「売り上げが昨対比140%ほど」となった例もあるとする。この要因は大きく3つ。

一つ目がサマーセールや決算セールといったキャンペーンの積極的な活用だ。各店の裁量で発行しているチラシに、全社共通の内容としてキャンペーン情報を盛り込んだ。この結果キャンペーン実施月は昨年の同月比130%の売り上げと、高い伸び率を記録。二つ目の要因はお客からのリクエストの活用。同社にはお客から欲しい農機具のリクエストが寄せられる。活用が十分でない店舗もあったが、各店で保有するものや全社で共有するものを駆使し、入荷した商品を即売却。このことで商品の回転があがった。

第三に全社で十数人が増加した結果、外部のオークションへの出品サイクルが改善、売り上げが増加した。「出品数にこだわり、極力早く出品する 」ようにしたことが効いた。出張買取の見積もり担当も増員。申し込みがあっても1ヵ月以上出向けないこともあったというが、即月出向けることが多くなり仕入れが増加した。

第455号(2019/1/10発行)7面

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