エーツーが秋葉原に駿河屋最大店オープン
2019年02月25日
秋葉原に駿河屋最大店
8階建、延べ160坪の旗艦店完成
地上8階建の「駿河屋秋葉原本館」(運営:エーツー・静岡県静岡市)が2月9日にグランドオープンした。広さは延べ160坪と駿河屋最大。秋葉原では6店目で、既存店で扱いのない中古PCソフトを強化する他、特撮や乙女系雑貨の専門フロアを設けた。旗艦店として打ち出す。駿河屋は1998年にネットショップとして産声を上げ、2015年より実店舗展開を始めている。ここ3年は都内や関西、札幌や福岡で年3~4店ペースで出店している。
「ネット通販の駿河屋をもっと知ってもらうためにリアル店出店を強化している。立地と広さを見ながら今後も出店を仕掛けていく」(店舗部 松田直隆 開発担当マネージャー)工事の関係で、昨年秋に予定していたオー プンを延期したというものの、最終的には春節である本時期にオープンを間に合わせた。今後も主要客層と考えられる中国系訪日客を筆頭に、インバウンドに向けた成長戦略を図る。
「1階のポケモンやドラゴンボール、3階の仮面ライダー、4階のガンダムは特にポイントになる。6~7階
は乙女系で女性客を取り込みたい。8階の同人系PCソフトは秋葉原の駿河屋では初の専門売り場。全体的に、商品量と価格帯で勝負する」(松田氏)本館オープン時の商品は、駿河屋の通販や全国にある同社グルー
プ店舗「エーツー」「ブックマーケット」より供給した。今後は秋葉原にある6店の間 で商材供給を行う他、相互送客も狙う。
第458号(2019/02/25発行)1面