【一問一答】志と事業承継の両立で決断
2019年04月25日
ゲオホールディングス(愛知県名古屋市・以下ゲオ)は4月9日、中古ブランド品の卸や輸出、古物市場運営を手掛けるおお蔵(福岡県福岡市)を買収する。おお蔵の古賀清彦社長に、その胸中を聞いた。
▲おお蔵 古賀清彦社長
--古賀社長はまだ47歳です。売却は早かったのでは。
業界トップのゲオでなければ、売却を考えてなかったかもしれない。
--というと?
事業承継と自分の志を考えた時に最良のパートナーと感じた。遠藤社長の誠意も感じられ、駆け引きなく飛び込んでみようと思った。
--志とは
おお蔵としての中古ブランド店の展開だ。ゲオの資金や人の力を借りながら、やりたいことがやれる。
--店舗出店の計画は
来年3月までに3~5店出す予定。ゲオからバイヤー7名を出向してもらい育てる。
--ゲオとの相性は
僕はせっかちな性格なので、スピード感のあるゲオとは最高の相性と考えています。
第462号(2019/04/25発行)1面