一成電機設計事務所、「電材」買取で成長
2016年01月10日
一成電機設計事務所(以下、一成:東京都大田区)が、電気設備資材の買取りで業績を伸ばしている。中古と新古の電材を工事会社や問屋から買取り、ヤフオク!で販売。年間50%ペースで売上を伸ばし、電材売買の月商は600万~700万円となった。
合計約200坪の倉庫で約2万点の在庫を管理
前年比売上1.5倍 月商700万円
電設資材の中古販売は、すでに一成の会社全体売上高の20%を稼ぐ。同社は近々に月商1000万円まで引き上げる計画だ。商材も、電設だけでなく建材や水道配管部品などに拡大する構想がある。
一成が中古事業を本格的に開始したのは2010年1月。バーコードによる単品管理や、出品システム、出荷システムなどを自社開発し、現在では常時2万点の出品を実現している。商品の販売単価は平均1500円で、客単価は約6000円だ。
383号(2016/01/10発行) 5面