アダストリア、子供服シェア正式版リリース 溝の口に期間限定店も
2019年07月12日
衣料大手のアダストリア(東京都渋谷区)は5月16日、子供服のシェアリングサービス「KIDSROBE」の正式版をリリースした。同社は昨年9月から同サービスのβ版を運営していたが、正式版では利便性を向上した他、取扱いサイズを拡大。また、従来はアプリのみで利用できたが、ブラウザ上でも対応可能とした。
▲KIDSROBEイメージ図
同サービスは、月額980円で3ヵ月に一回、洋服を8点借りられるもの。ユーザーは不要になった子供服を運営側にシェアすることも可能で、提供点数に応じて次回の貸出点数を増やすことが出来る(一度の送付で付与される上限は5点)。
これまでユーザーが子供服をシェアするには、ユーザー自身が商品登録を行ってから発送する必要があったが、正式版では発送専用の袋に洋服を入れて送るだけとなった。また、β版では80~140㎝の商品が対象だったが、正式版では80~160㎝に拡大した。
同社は5月、神奈川県川崎市で初のポップアップショップを出店。ショップでKIDSROBEに新規会員登録すると、会場で展示している子供服を2点貰えた。
「WEBサービスをリアルに体感いただく機会を探しておりました。まだまだ立ち上がったばかりのサービスですので、引き続きお客様の声を頂きながらサービスのアップデートを重ねてまいります」(イノベーションラボ長 高橋朗氏)
第467号(2019/07/10発行)3面