KENKEY、マスカスジャパンと提携 海外に販路拡大
2019年09月02日
ヤフー傘下のKENKEY(東京都千代田区)は7月31日、中古建機オンライン市場「マスカス」の日本法人マスカスジャパン(東京都中央区)と提携し、KENKEYが運営する建機等のマーケットプレイス「ビッグレモン」の掲載商品をマスカスに併載開始した。両社は提携を通じ、得意地域をカバーし合うことで商圏の拡大を図る。
マスカスは世界237ヵ国からアクセスされる、世界最大級の中古建設・農機オンライン市場。ビッグレモンは掲載商品をマスカスに掲載することで、販売先を世界に拡大できる。
「約15年の歴史を持つビッグレモンですが、利用者はほぼ日本人です。これから海外進出を狙うにあたり、まずは世界で広く知られるマスカスの力を借りられれば」(KENKEY 高杉祐介部長)
対するマスカスジャパンは、ビッグレモンの掲載商品を魅力と考える。
「良質なものが多いユーズドインジャパンの商品は、特に東南アジア等で人気です。該当商品の掲載が増えれば、アクセスの増加が期待できます」(マスカスジャパン中谷慎一郎代表取締役)
併載予定商品は、ビッグレモン出品時に「日本国内・海外のいずれでも販売可」を選択した商品。ビッグレモンには現在約2,500点の商品が掲載され、そのほとんどが併載されるという。併載商品は、マスカスサイトで「BIGLEMON SUPPORT」と記載される。
第470号(2019/08/25発行)7面